３歳児の保護者からの質問

３歳くらいからスプーンをしっかり３本の指で持つことが出来るようになると、お箸もスムーズに使えるようになってきます。子どもが興味を持ったときに楽しみながら使っていきましょう。また、大人がきちんとお箸を使って食べて見せることも大切ですね。

お友だちができて、子どもの世界が広がると様々な影響を受けます。感受性の豊かな子どもたちは面白いと思ったことはどんどん吸収していくので、今まで知らなかった言葉、使ったことがない言葉を耳にし、その言葉の意味も分からないまま使うこともあったり、テレビやゲームなどで刺激的な言葉を真似ることもあります。色々な言葉を使うのは成長の一過程でもありますが、良い言葉、悪い言葉、人を傷つけてしまう言葉も理解できるようになる時期ですので、もし良くない言葉を使ってしまう姿が見られたら、自分が言われたらどう思うかたずねたり、一緒に考え丁寧にお話していくようにしています。

食事の基本的なマナー（きちんと前をむいて座って食べる、ひじをつかないなど）は、これからもおいしく楽しく食べるためにとても大切なことです。お子様が自分で自然に気づいてできるよう、毎日の食事の中で大人が見本となるように示してあげましょう。また頑張ったこと、上手にできたことは十分に誉めていくと食に対する意欲や、姿勢にも少しずつ自信がついてくるかもしれません。また、時には雰囲気を変えて、テーブルクロスをかけたり、花を飾ったりすると気分が変わってよいかもしれません。